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アンチエイジング(eNAMPT活性化)         2019.9.1

  • 血液循環中にあるNAD合成系酵素eNAMPT(※1)が、マウスとヒトで加齢に伴い減少すること、またマウスでは血液中のeNAMPT量が個々の個体の余命と強い正の相関を示すことを明らかにしました。
  • 遺伝学的に血液循環中のeNAMPT量を保持したマウス(ANKIマウス)を作製したところ、老齢になって様々な臓器・組織のNAD量が高く保たれ、多彩な抗老化形質を示すことを明らかにしました。
  • eNAMPTは細胞外小胞(※2)に内包された形で血液中を巡り、標的臓器・組織で細胞質に送り込まれて、NAD合成を賦活化することを示しました。
  • 若齢個体から精製したeNAMPT内包EVは、老齢個体に投与することで、その身体的機能を活性化させ、寿命を延長させることができることを明らかにしました。

今井眞一郎博士(ワシントン大学医学部(米国ミズーリ州セントルイス)発生生物学部門・医学部門(兼任)教授、および神戸医療産業都市推進機構、先端医療研究センター客員上席研究員)の研究グループは、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター、中枢性老化・睡眠制御研究プロジェクトチームのプロジェクトリーダーである佐藤亜希子博士との共同研究により、血液循環中に存在するNAD合成系酵素eNAMPTが、哺乳類における老化?寿命の制御に重要な役割を果たしていることを明らかにしました。両博士は、日本医療研究開発機構(AMED)の『老化メカニズムの解明・制御プロジェクト』に参画し、共同研究の部分は当プロジェクトの支援のもとに行われたもので、その研究成果は、国際科学誌Cell Metabolism(セル・メタボリズム)に、2019年6月13日午前11時(米国東部時間)、6月14日午前1時(日本時間)にオンライン版で発表されます。

出典:公益財団法人神戸医療産業都市推進機構国立研究開発法人日本医療研究開発機構

令和元年6月14日プレスリリースより

 

 上記の研究発表を要約すると、脂肪組織で作られ血液中を巡っているeNAMPTと言う酵素は、年齢とともに減ってゆくのでこの酵素を補填することにより老化による機能低下を抑え、機能向上および寿命の延長が可能となるということです。

 

 この作用機序に沿って、eNAMPTの生産性を高め、活性化するパワー(eNAP)を通常の施術に加える様に致しました。

 

この施術によりアンチエイジング・若返りに効果があるかどうかすぐに確認するのは難しいですが、機能向上がUPすることは実感しております。