夏は汗をたくさんかくので、積極的に水分ミネラルを摂取する方が多いのですが、冬は水分摂取不足の方がほとんどです。
冬は空気が乾燥し皮膚からどんどん水蒸気として水分が消えてゆきます。水分が不足すると血液が濃くなり血流が低下し、心臓や腎臓はもとより体すべてに負担がかかり、様々な体調不良を起こしやすくなります。
水分摂取率の正常範囲は90~120%ですが、患者さんを診てゆくと40%程度の方が多くみられ、特に喉の渇きを覚えにくい高齢者の方は、水分摂取量が圧倒的少ない傾向です。(夜中トイレに行きたくないからと更に水分摂取制限されている方も....。)
水分不足による血行不良は施術効果を下げてしまいますので、当院では一人一人の患者さんの水分摂取率と目標摂取水分量をY/Nで判定しお伝えし、積極的な水分摂取をお願いしております。
因みに私自身は、百草水(100種の素材からなるノンカフェインのお茶)一日1.5リットル程度飲むことにより、この課題はクリアできております。