昨年は、おかげさまでほぼ満員御礼状態が続き、忙しい
日々でした。(施術内容の高度化が進み、たとえどんなに
頑張っても1日4人が限度というキャパの少なさですが)
知らず知らずのうちに疲れが蓄積されていたようです。
12月の中旬より右足にしびれが出てきたのに忙しさに
かまけてホッタラカシていたところ、年末には痛みと
ツッパリが坐骨神経に沿ってひどくなりました。
ビッコをひきながらも何とか年内最後の仕事(12月
29日)を終えた途端、精根尽きてダウン。
翌30日は、痛みで身動きとれず一日寝ていましたが、
症状は変わらず。疲れと冷えで神経痛が悪化したのだろ
うと思い、翌31日に腰を温めると更に急激に悪化。
右足が腫れあがり2倍くらいの太さになり、座骨付近も
膝も足首もつぱって全く動かず、こむら返りのような強烈な痛みで全く歩けなくなりま
した。 (後で「お前は素人か」と自己ツッコミを入れました)
ベッドから起きるのに10分はかかり、通常歩いて5秒のトイレに行くにも、患者さん
のために準備しておいた歩行器と杖を使い、10分以上かかって辿り着くというありさま。
もし間に合いそうになかったら、途中でゴミ箱にやるしかないと覚悟した程です。
トイレに一回行くだけで、ヘトヘトになりました。
流石にこれは、ただの坐骨神経痛ではないと思い、痛みに耐えつつyes/noで診断すると
いわゆる神経痛:no、血管のつまり等脈管系の問題:no、細菌・ウィルス性のものと判明。
疲れで免疫力が落ち、通常どうということのない細菌・ウィルス類に負けてしまった
という事でしょう。早速「アンチウィルス・細菌」「免疫」のパワーで自己治療すると
1月1日の昼頃には、4割程度痛み軽減。
安易に坐骨神経痛だと思い込まずに、もっと早く診断すれば良かったと後悔しきり。
ところが、夜になると痛みが急激に悪化し、まさに激痛。歯を食いしばり、うなりなが
ら痛みに耐え、yes/noで診ると案の定、好転反応。好転反応をカットするパワーを送り、
この強烈な痛みがいつまで続くのか診ると、3時間程度で終わるとのこと。
「ホンマカイナ」と思いながらも必死に耐えていると、ほんとうに3時間ほどで痛みが
スーと楽になってゆき、近くにいた女房もyes/noの正確さに驚いていました。
先の見えない状況はとても不安ですが、yes/noのおかげで精神的に安定していられました。
(時々、「痛っていなぁ~っ、チックショウ」等と悪態をついていましたが....、)
その後、日一日と確実に回復し、3日はレセプトの作成と翌日の診療準備。
(座骨が痛くて椅子に座れず、事務仕事も食事もずっと立ってしていました。)
そして、4日からの診療に間に合うことが出来たのは、yes/noとエネルギー療法のお蔭
です。これが無かったら年末年始に救急車を呼ぶ羽目になっていたところでした。
もう2度とこんな痛いのはイヤですが、過ぎてしまえば良い経験になりました。
普通に歩いている人がスーパーマンに見えたし、治療家にとって痛みを経験するというのは
大事なこと。最初の診断がとても大切なこと。常に様々な可能性を検討する事、当たり前の
事ですが、改めて身をもって思い知りました。