夏の疲れの蓄積が出てくる今日この頃、突然、かなりの痛みに見舞われてしまい、当院を受診される方が、増えてきています。
これは、体が休息を強く要求している注意信号です。
私たちは、少しくらいの痛みや体調不良があっても、市販薬等で様子を見ながら、これまで通りの生活を続けてしまうことが、よくあります。
一時的に、楽になったり、痛みに慣れてしまい感覚が鈍くなったりして、症状が気にならなくなります。
そして、さらに疲れやダメージが加わるということを繰り返します。
いよいよ、限界に達した時、突然体がストライキを起こし、休まざる負えなくなるような症状が出現します。
対処法 : ぎっくり腰のようにひどい痛みで、動けないような時
治療を早く受けようなどと思わず、じっとしておくことです。1~2日安静にして、ある程度動けるようなってから、治療を受けにいってください。
最初の急性期の強い痛みの時に、無理に動いてさらなるダメージを受けてしまうと、治りが遅くなってしまうし、痛みが増してつらくなります。
*冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか?
どちらもしないで、塗り薬程度にしておかれる方が良いと思います。
急性の炎症で熱感、腫れがあるときは、冷やし、急性の炎症が治まったら、温めるのが原則です。
判断ミスで逆を行い、ダメージを重ねるより、どちらもしないでひたすら安静を心掛ける方が最善です。
2012.10.31
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